学習の進捗管理にエクセルをつかっているのには少し訳がある。
たまにはその話。久しぶりの新カテゴリで。
たとえば生徒が同じ学年に11人いる。
| A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K |
日本と韓国、時差は何時間? | | | | | | | | | | | |
世界の人口上位5カ国は? | | | | | | | | | | | |
上のようなセルに結果を入力しておけば、教材の強み・弱み、指導効果などがある程度客観的に
測定できる。
ああ、地理の〇〇は補強したほうがいいなとか、おお、問題2はA君しか正解していない、難問なんだな、とか。
確認テストの点数や合格記録を見たら、いつまでにどこまで到達しなければならないのかなども
逆算がたやすい。
個人別に見た場合にも、正解率80%から100%まで上がるのに、何十何日かかっているかなどこまめに
確認することができるだろう。〇×分布を見れば、地形図が苦手なのかなどと攻略すべき単元がある程度
客観的につかめる。
必要があれば×問題だけをリストにして再テストを何回でも行うこともできるし、×問題だけをシャッフルして覚えるまで
紙に出力して持ち歩くことができるだろう。
600の英短文をどうしてもストックしなければならない。今、600文中の何文を正確に書くことができるのだろう。
どれが〇でどれが×なのだろう。
カルキュール200問のうち、制限時間内に解いて正解だったのはどれだろう・・・。
どの単元の計算がまだ正確にできていないのだろう。
さらにデータが毎年蓄積されれば経年比較できるようになり、今年はどこかに穴ができたりしていないだろうか
などと振り返ることもできるだろう・・・。こういうものは模擬試験の結果以上に、役に立つ。
というわけで受験生の確認テストの結果はエクセルに入力して管理している。