過去問で解けなかった分野があり悔しかったのだろうか、今日の子は「ハイスタ、トキマクリマス」と宣言していた。アツイ。
問題集の秋・冬モノ。夏に終えた中学受験生を除き、秋・冬は受験生は過去問と対峙している。
過去問からわかることは数知れない。
結局わたしの受験する学校はどんな問題を出題したのか。
合格者の最高点は何点であり、合格者の最低点は何点だったのか。で、わたしのとった点はその中で何点だったのだろう。
わたしが過去問でとれる分野は関数で、わたしが過去問でとれない分野は図形である。じゃ、図形を練習しよっと。
数学の問題数のすくなさに感動した。ただのスピード計算大会じゃないのね。
国語の設問の少なさに感動した。量だけ多くて何が聞きたいかわかりづらい雑多な問題でなく、わたしの受ける学校は本文を正しく読めているのか、また読んだことを簡潔に表現できるのかの2点を問うている。
わたしの受ける学校の出題する英語の要約問題。少々途中、単語がわからなくても構わない。大筋を追跡することができたのかを問うている。
わたしの受ける学校の数学。問題の設定が新しい。問題が美しい。その数学的テーマ、たとえ趣味としても結果を知りたくなる。そういう美しい問題を課してくるのかぁ。そっちかぁ。
わたしの受験する学校の数学の問題。
解答時間は150分。ながっ!
出題数は6問。すくなっ!
1問あたり、えーと25分もつかえるのね!もしかして仮眠あり?
って、完全記述式。難問のみかよっ!
答案用紙がまっしろな紙って。コピー用紙かよっ!
B5の紙1枚くらいの大きさかぁ。普段からノートじゃなくてB5の紙に書こうかな。A4と違って結構せまいな、うん。
きたーーーっ! わたし、解ける。うーん、わたしが受けるためにやっぱこの学校はあったのね! くわあ。
みたいな。
過去問をやったら何を練習したらいいのかが見えてくる。
過去問をやって解けたなら自信になる。
過去問を考えて、解いたり解けなかったり、悩んだりつぶやいたりしながら、研究して練習したらそれが新しい力になる。
過去問って、いいな。
おいしいおやつにぽかぽか過去問っ、
あったかい布団でねむる前までぇ、
きょうもとこーお、
過去問とこーお、
でんっでんっでんぐりがえって、
過去、もん、もんっ!
過去問を解いた結果は2つしかない。
解けたか、解けなかったか。
解けるようになるために考えて、自分の手と頭だけで考える力が増す。
解ける側にたどりつくために考えて、自分の力で考える。
考え続ける。
稽古を重ねる。
つおくなる。