教材見本のシリウス21数学発展編(育伸社さん)の問題と解説を詳しく見終わった。
子どもたちにはすでに配布予定表に載せているが、念のため解説が詳しいかどうかをここ数日最終確認していた。
解説が薄く、ヒントが少ないことはそのまま独習性の悪さに直結する。
解説が詳しく、ヒントが詳しいことはそのまま独学性のよさに直結する。
問題集を選ぶ上では、解答解説集が詳しいかというポイントを(ヴォクの場合は)重視している。
2次方程式の解と係数の関係、チェバの定理など基本的なパターン問題も網羅されている。
導入解説の量も申し分ない。
この問題集の伝統である、図形の証明のしつこさも踏襲されているようで安心した。
それにくわえて、別冊の解答解説集が詳しくなっている。
これはヴォクが自分でつくるよりずっといいものだ。
これなら使いたい。使わせていただきたい。大切にしたい。ブックカバーをつけたい。
いや、ダイソーのブックカバーをつけて渡したい。
私国立受験演習用の『1対1の数式演習』(東京出版さん)や図形演習への接続もこれまでより容易になるだろう。
他にもいろいろ、よい教材の推薦を友人の方々からいただいたのだが、今年の中学部の数学はこのままこれを採択しよう。
国立附属中や私学など新中問発展メインの中学校の子はそちらを、とくに指定がない子はこちらをメイン問題集にすることに決めた。