今回も中3全員が受験していた北辰テストの最終回が返却された。サングラスをパッと左の方へ投げ捨てラストスパートをかけた高橋尚子選手のような状態の中3生全員とは、小学生の小さいころから一緒に勉強してきた。はじめて出会ったのがつい昨日のことのようだが入試直前を迎えているのだからたしかに長い年月が経っているはずだ。
途中はどうであれ勉強しているのが塾をペースメーカーにしてということであるので彼らが受けるどんな試験でも、ペースメーカー側の塾という立場からは順位と結果がすべてである。(ペースメーカーの立場から言えば、選手がいい記録を出せたならミッションを果たせたということになるしその逆もまた然りだと考えている。)
受験生が(ペースメーカーも)入試直前回での受験校C判定を見れば苦しくないはずがない。
しかしスパートとは常に苦しいものだ。
ここをじっくり乗り越えてゆきたいところだ。
なんとかするしかない。
ただし判定のアルファベットだけでなく受験校内順位を重視するといい。
定員を実質倍率で割ればそこがボーダーとなる。
質、量の両面で埼玉県の公立入試本番に最も近い試験形式での受検結果となった。
最後の最後の会場模試で自己ベスト記録更新で通過している人もいれば数字を下げた人もいる。
好調不調を言える段階ではない。よいものは実力があった、わるかったものは実力がなかった。
最終結果をいいわるい含めて自分の実力として受け止め、その上でいまできる最後の仕上げをしっかりと念入りに一つひとつやり、この実力をもって本番を闘うばかりだ。いやマラソンと違うのは試験日前日まで力を増すことができるということだ。
いっそうパワーをつけて本番を迎えよう。
光の塾内目標は未達となった。
第一目標塾生全員偏差値60以上。こちらは達成。
第二目標塾内偏差値平均68以上。こちらは2.9ポイント下回った。
塾内偏差値平均は、
国語61.8
数学67.5
社会64.3
理科61.5
英語64.3
3科65.7
5科65.1
光個人の感想。
目標に届かず残念な結果に終わった。
とくに国語と理科についてはカリキュラムを修正し今後に繋げねばならない。
問題をたくさん解いた。
解いた問題数は相当多い。
それでは足りないということを実感している。
一度解いた問題を完全に自力で解けるまで考え続け解き直すということが当たり前の習慣になるような指導体制をつくりたい。
そして2014年へつなげたい。
最後にまだ解いていない良問題たちをこれからじっくり解きたい。
今回の模試の問題は入試本番でも多数出題に絡んでくるだろう。