上尾市にある学習塾 セルフラーニング光塾

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公立高校入試問題, 解説, 作問意図 プラス 選抜基準(平成27年度)

http://www.center.spec.ed.jp/index.php?action=pages_view_mobile&block_id=1791&nc_session=qdj1nr6m1e9ugnm66bb2kcrca3
(LINK 埼玉県立総合教育センター)
公立高校の入試問題において、何を意図して作問しているのか、上の公式コメント(3年分)をよく読んだ方がよいと思う。
解法というのは入試問題の意図をつかんではじめて必然性が生じる。
何を聞いている問題なのかについて考えておくことは大量の問題演習をすること以上に大事なこととなる。
蛇足1。
作問意図どころか入試問題の解答解説さえいまだに公開しない高校や大学が多い。
だから入試問題、入試情報にはとかく誤解、誤答が多くある。
東大も入試問題の解答さえ出さず解説は言わずもがな。解答解説は学外の人間が作っているという現状。
記述式なので正式の解答はないと主張したいのだろうと私は受け止めている。しかし国立大学として独学者や公平さへの配慮が足りない。
逆に受験生の点数だけが開示されている。採点答案は見られず点数だけだけれど。
結果、不正確な再現答案(合格者が記憶を頼りに答案を書いて学校や予備校塾に報告すること)とスコア(開示得点)などが大学外で非公式のまま時に不正確な形で出回ることを招いている。
入試問題がすべてだとの無言のメッセージはわかる。実際は採点しながら解答例や採点基準が出来上がっているのだが公表はされていない。絶対的な解答例が先にあるのでなく受験生の答案が解答例と基準とをつくっている。出題者が意図したのとは違った採点基準も生じるため公開はされていないままになっている。
同じ国立大でも東京海洋大学は、「※解答例は、代表的な解答(小論文の場合は採点基準)を例示したものであり、公開した解答例以外の解答もありえます。」との注つきで大学としての解答例をきちんと公開している。
たとえその公開期間が5日間だけでも全く公開しないのとでは月とスッポン。
埼玉県の公表する入試解説はその点、一部の大学入試よりもずっと進んでいる。
本題に戻って。
記述筆記試験の問題、解説、解答、出題意図が公開されているので中学生はよく読むといいと思う。
選抜基準を見れば配点が正しくわかる。配点がわかり机にはっておけば情報に振り回されることがなくなる。
同様に、問題の意図をよく考えればどんな勉強をして準備したらよいのかが見えてくる。問題以外の余計な情報に振り回されることがなくなる。
入試で合格する方法は単純明快である。
配点票の通りの試験問題を解答して、出題意図に合う解法をとって、たくさん得点することだ。得点が上位でありさえすれば結果、合格となる。
各高校の選抜基準・配点票(机にはる方)
(LINK 平成27年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜基準)
蛇足2。
ボーダー付近では学力点(学力検査のスコア)が上位の受験生が少し下位の人と入れ替わる現象が必ず起きる。なぜなら、たとえ学力重視とは言え、東大入試のように学力試験点のみで選抜されているわけではないからだ。配点票にあるとおり、調査書も点数化されている。
内申(調査書)の配点が小さいとはいえ、内申などの持ち点(調査書のスコア)が小さくて不安だという受験生は、ボーダー(合計点の合格最低点)より20点以上たくさん点をとるということが1つの戦術になる。(配点票にスコアを入力するとより正確な数値が出る。)
そのために学力検査400点がライン近くの学校なら学力検査420点以上をとることだ。
それで内申点、検定、資格、生徒会、部活動などの結果がほとんど関係なくなる。
学力検査420点以上を確実にとるためには普段から会場模試や実力試験などでも450点以上とれるように準備し練習しておくことだ。
失敗しても420点はとったというレベルにまで自分を持ち上げておくことだ。
目標が固まれば自分との闘いに集中できる。周りが気にならなくなる。
自分の実力がすべてだと思えるようになる。
自分次第。
入試の結果には合格と不合格の2つしかないが合格点には様々の種類、実に大きな点数差がある。
TOP合格者、上位合格者とボーダー合格者の間には大きな学力点差が存在する。
配点票と入試問題をよく見ることだ。自分の頭で考えてみることだ。自ずと目指すべき目標、自分の点数が見つかるだろう。
以上です。