ヒカリ

DEEP RIVER 光

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どうでもいい花波詩(183) 消しゴムとルーズリーフ

授業後に消しゴムで机を熱心にゴシゴシしてから帰る子がいる。
脂の関係だろうか、消せば消すほど消した後が線のような模様を描き、その子はしばらくの間、時間が過ぎても消しゴムを使っている。
机をきれいにするというのは当たり前の話なので幼稚園のやさしい先生のようにそうしなさいといちいちヴォクが教えるということはない。
この子はあるとき突然机が気になるようになり使った後使う前よりもきれいにしてから帰ろうと思い至ったのだろう。
こういうことがあるとノートや問題集の一問を大事にできるようになる。
実際時を同じくしてノートの取り方も整然とする部分が見えてきた。
今後に期待しよう。
なんだかきれいな話だけれど実際机がきれいになっているのでそれでよし。
右利きの子には右余白のあるプリントを、左利きの子には左余白のものを用意している。
ルーズリーフをつかうときリングから紙をはずさずに書くとリングに衝突し書きづらいが外せば済むので余白を気にせず印刷している。
ルーズリーフはインプットにA4を、アウトプットにA5サイズを使うようにしている。
ルーズリーフの穴数はバイブルサイズの手帳のように少ない穴数もあれば、30穴、20穴で用意することもある。カールのルーズリングをつかってルーズリーフを閉じることができるのはめっさいい。
もし革が好きならお気に入りのレザーケースに入れることもできるだろう。
肝心の紙はコストと質の両立が難しい。
ボールペンに合う紙もあればシャーペンに合う紙、鉛筆に合う紙がある。
ジウリスリフィルを使ったノートをつくっていた子がいたのでふと書いてみた。
どうでもいい話。
6穴 (システム手帳規格)か、20穴(ルーズリーフ規格)か、悩むぞ。
自作でもなんでもなく市販のあれこれを集めて使っているヴォクの手帳は、6穴。
A5サイズで必要なものは印刷してカールで穴を開けて閉じている。
仕事中にささっと取り出せるしiPadminiもちょうどフィットする。
エレコムのリフィルタイプシェルカバーは使い勝手よくその上液晶保護フィルムとディバイダーまで付属していた。
昔は手帳は自作のものしか使っていなかったがダビンチのアースレザーに出会ってからはもう満足して死ぬまで使い倒そうと心に決めている。
ペンも何本かつける場所がありペンケースまでかねていて一石何鳥なのか数える方が難しいくらい。
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画像はA5手帳の中、iPadが右面に収まっているところ。
Plus ジェットストリームの替芯をハワイアンコアの虎杢の木軸に入れて使っている。
油性ボールペンの中ではだまができないのでジェットストリームの存在はなくてはならない。
シャーペンの芯は濃いのがよいので2Bをハワイアンコアのタイガー杢の木軸に入れて使っている。
シャーペンは0.5mmと0.7mmを必要に応じて交換して使えるような仕様で職人さんに作製していただいた。折れない仕様で、太め、長めでコアウッドを堪能できるペンをご製作いただいた。
手のサイズに合わせて特注した。一生使うものでいつも触れているものなので木のペンだけはこだわっている。
腕時計は昔はシーマスターを集める趣味があったが卒業生にswatchをいただいて以来はswatchだけになった。いただきものだけでもう満足。こだわりがなぜかなくなってしまった。
木のペンにはなぜだか異様なこだわりがある。
自分の好きな文具があるとペンを使いたいので勉強したくなる。
勉強がしたいというよりもペンを使いたいので勉強するということなのだがどっちが目的でもヴォク的には杢的にそういうことでよろしい。
とどのつまりペンに触れていたいだけなのだ。
ペンにつける金具も種類がいろいろある。銅を磨くもよし、錆びないチタンがいい。
ローズマリーもそうだ。
いい香りをかいで集中したいというのがあるのだが集中するのが目的なのでなく香りをまとうのだけが目的になっている。鉢を移動するために鉢を動かすのでなく香りをかぐために鉢を移動している自分がいる。
ローズマリーの花にはあまり期待しないが忘れた頃に恐ろしく美しい花が咲く。
ヴォクの実家のローズマリーはうちの5倍くらいの数にふくらんでいる。
増えて増えてローズマリー庭園になっていた。
うらやましい。