上尾市にある学習塾 セルフラーニング光塾

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浦和高校国語学年1位の高校生 plus チェリーセージ 斑入り

浦和高校の高校生が駿台全国模試の結果を持ってきてくれた。
国語が浦和高校学年1位だった。
小中学生の頃は要約や説明をやったかもしれないが、要約以外では最近の光ではほんの少しの古文漢文の読み方(と独学の仕方)を除いてほとんど何も授業で扱っていなかった。セルフラーニングでの学年1位ということになる。そのことがヴォクにはうれしい。ヴォク自身も小西師の『古文研究法』、『古文の読解』などのめっさいい本にどっぷりつかって古文を楽しんでいるうちに勝手に古文が読める(強引な自発の「る」で)ようになった。
 
全国では100番以内にランクインという好成績で、のけぞった。駿台全国模試は色々ある全国模試の中でも母集団のレベルがいちばん高い模試で、よくも悪くも試験範囲内での実力が現れる。国語読解力は隠れない。

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ゴイス。他の教科も努力の結果が数字に見える結果になっていた。高校入試本番でも国語がよかったがセルフラーニングで読み解き力がさらに上がっている。力をつけてきている。
 
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大宮高校にこの春に進学した高校生が入試の開示得点詳細を教えてくれた。
他の教科も全部悪くなかったが、とくに国語が100点満点。
高校本採点での入試国語での100点満点なので本採点での100点で作文も他の記述問題も全部満点ということになる。本番のあの問題で100点かー。いろいろ思うことがある。
あるいは作文は20点くらいとったのかもしれない(いや作文は16点満点だからっ!)。
きょうは会うのが久しぶりでいつものように思いついたことをべちゃくちゃと話していたら、肝心の本番の作文で書いたの教えて!と頼むのを忘れてた。

ま、いっか。
いままで練習でもほとんど1回くらいしか文句をつけたことがなかったので、これまた本人のセルフラーニング・パワーだ。
ヴォクの作文指導はめちゃくちゃで段落分けについても改行の仕方についても独特なことを伝えている。とにかく攻めていないのはダメだ。言いたいことを言わないのはダメだ。言いなさい、書きなさいという指導だ。なぜ埼玉県が高校入試で作文を課しているのか。それを考えたら求められていることが自ずとわかる。
さすがに、私の代わりに、「ヴォク」と書けなどとは指導していないが、それに近いものならあるかもしれん。
 
この子の答案には文句などほとんどつけた記憶がない。それでもとりあえず減点がなかったのなら、わるくない。練習と本番で評価が異なっていないのなら、それでいい。
練習では本番のつもりで、本番では普段の練習のようにできるとしたら、それが望ましい。
きっとこの子はいつも通りに、読み手がうなるような答案を書いたのだろうか。毎回読むたびにヴォクはうなっていたので、きっと採点官の方々もさぞかし驚かれたに違いない。
気になるので今度聞いてみたい。
塾には庭がなく、桜の木は小さな鉢に葉もつけずに生えている。花も散り、葉も散って枝しかない。いま頃は葉がないのは普通、でも、葉桜になったところもなかなか見ていない。その桜は花屋のアルバイトをしていた卒生が植えてくれた大切なたいせつな桜の木。
もう咲かないのかな、そう思ってた。
その桜が、小さなつぼみをつけていた。
とても小さなつぼみなのだけれど、味わい深い、ある意味、花よりも美しいつぼみをつけている。
いつの間に春の訪れを知ったのだろう。
このまま咲かないでずっとつぼみのままでいてほしいと思うけれど、やがて咲くだろう、桜の花が。
国語の成績を上げるのが一番難しい。
これまでの入試開示得点からわかったことだ。東大も高校入試も開示得点(制度)があるようになってから、透明性があがり、自分なりの仕方で結果を振り返ることがよりたやすくなった。
たとえば数学は結果に波が大きい。実力が1回の試験ではとらえにくいのがこの数学だ。合格がギリギリになったり余裕になったりするのはこの教科の点数のなすところが大きい。
さすがに解答用紙の採点結果答案のPDFまでは戻ってこない。
採点の可視化という問題は入試でもあり、それがかんたんな問題ではないことを思う。
過去に高校入試でTOP校を受験し不合格になってしまった塾生が1人だけいる。[「いた」という過去形では到底語れない。]
この子は中3になってから志望校を決め、TOP校受験に切り替えた。埼玉県は学区制がないためTOP校は誰でもどこに住んでいても受けることができる。
TOP校の(ヴォクの)定義は文字通りの高校入試偏差値TOP校であり、必要な最低ラインが70である。出口たる大学合格実績でTOP校を定義するまた別の指標もあるだろうが、ここではあくまで受験での難易度だけを問題にした方のTOP校を考えている。
入試へ向けて最後の一年間でも力をつけた。運動の部活が終わった後からそれは目に見えて現れてきた。国語だけがなかなか伸びなかった。他は努力に比して結果の出る科目である。起きている間中勉強することで、力がついたが国語だけがなかなか伸びなかった。
ヴォクの指導経験上、国語の実力のある子は国語の実力とほぼ同じラインまで他の教科、理科、社会、数学、英語が伸びる。理由まで言えば、すべての印刷教材が、日本語で書かれている。数学や英語の印刷教材をも含めてである。これらの印刷教材を読み解く力すなわち日本語読解力がなければ、学力はうまく上がっていかない。
指導において唯一頼れるのは自分の経験と実際に教えた子がどうなったかの変化の経験だけである。見聞きした指導法などそれに比べたら1パーセントも役になど立たない。
入試本番。高校の採点員がつけたこの子の国語の点数は90点。結果、好成績を本番ではじめて叩き出した。90パーセント得点は入試では上位合格点のスコアを意味する。他が練習通りなら、合格点に入ってくる。
最後の模試から本番まで2ヶ月あった。最後の最後で国語力が間に合った。
国語が間に合ったのだ。
すなわち他の科目の合計点もすべて間に合った。
当日点という名の実力においては。(実力という言葉は結局のところ実体のないものかもしれない。それはちょうど「速度」という言葉に似ている。平均速度は計測できるが瞬間速度というのは刻一刻と変化しているのだから。)
5科目の合計は合格者の得点に足るものではあったが(実際合格者の点数と比べても上回っていた)、内申との合計という入試制度もあり、結果、間に合うことができなかった。
不運なことに、いちばん得意だった数学でエラーがあり、内申を補って余りあるほどまでの点数を上乗せすることができなかった。(数学や物理は標準偏差が大きい科目で、生物は標準偏差が小さい科目。数学や物理は高得点を取りやすく高得点が期待できる反面、連鎖ミスでの大量失点が起こるというリスクがある。入試本番でこのリスクが現実になってもよいように、標準偏差の小さい科目を固められるだけ固めておくのがいい。)
国語の結果が悪かったなら、ヴォクはTOP校受験コースをたたむ心づもりでいた。
いまなんとかかんとか指導を続けることができているのは、この子の記憶が毎日あるからだ。
不合格後に一緒にパンを食べた時にこの子が笑っていなかったなら、今頃のほほんと仕事することはできなかったと思う。
今年の春の入試を終えた。
開示得点からいろいろのことを考えている。
国語だけの問題ではなく、答えもない問題をあーだこーだと考えている。
何も考えずに花を見ていたい、そういう日もあるがなかなかそうもいかない。
でも、ぼーと花を見ていよう。
せっかく桜はいましか、花のすがたを見せないのだから。
チェリーセージ 斑入りとその赤い花
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ローズマリーもタイムもセージも斑入りは花がまったく咲かなくても花が咲いている以上に綺麗に見えて楽しめる。
斑入りというだけで珍しくてすぐに挿し芽をし、保存してしまう癖がある。
写真はチェリーセージの斑入りで赤花少なめの時期に撮った。
葉の黄色が楽しい。
サルビアの本が何冊か書斎にある。La Connaissance des Sauges Edisud は今でもよく読む。セージの本の中でもとくに好きなものだ。
 
最近入手した The New Book of Salvias: Sages for Every Garden は気に入った。かなり詳しく書かれた本だ。
 
英語の授業中に思いつく英文がローズマリーとチェリーセージ関連が多くなってしまうが読んでいる本に引きずられるのは仕方がない。