上尾市にある学習塾 セルフラーニング光塾

浦和 大宮 浦和第一女子 東大京大進学指導. 小学生, 中学生, 高校生のための私塾. 難関校進学の夢をあきらめないあなたを東大出身プロ講師がサポートします. 無学年式でいまの位置と志望校の入試をクリアする2地点をスロープ状階段状につなぐカリキュラムを利用して、セルフラーニングで勉強を進める個別指導学習塾 光塾は, 上尾市内の, 桶川市との境めにあります。

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コーチえのもとのしてくれた話(5)「流れに身を任せる」 plus 東大合格者の数学物理化学勉強術 plus はなコーヒーの生豆(2) モカエキスプレス

おい、K、こっちを見ろ。俺が話しているときに下を見るな。
おい、Ca、ポケットに手を置くな。気をつけして聞け。俺が話しているんだぞ。こっちを見ろ。
コーチえのもとは当たり前のことができないと必ずすぐに大声で怒った。
あるときSiたちがいざこざをおこし喧嘩をした。Si
練習をさぼってスーパーでアイスを食べて休んでいたようだ。彼のローレルはSiたちをみつけてコート脇に呼び戻した。
彼はみなが見ている脇でSiたちを30分くらいずっと説教をした。高級ラケットがかわいそうだった。2、3万するラケットがかわいそうだった。
Siのお尻よりコーチえのもとの高級ラケットが折れないかどうかみな声を出しながらも横目でずっと見ていた。
コーチえのもとは練習を見たいのにこんなことをして時間がもったいないということではなかった。
練習をサボるな、馬鹿が。
お前が練習したくない日があってもチームの練習は、やってるんだ。
お前が近くのスーパーでサボるとチームが弱くなるだろうが。
お前はテニスが嫌ならテニスをやめればいいがお前がやめるとチームまで弱くなる。
なんでかわかるか?
わからないなら今からすぐに戻って気合いを入れて練習せ。
そしたらわかってくるから。
ばかがー。
Siもヴォクもなんでチームが弱くなるのかよくはわからなかったがコーチえのもとがそういうならそうなんだろうと思った。
彼がチームに戻って練習に参加するとなぜかしらんがチームの団結力があがったような気はした。
抜けようにも抜けられんな。
やめるっちゅう選択肢はないような気がする。
練習はきつくて嫌だったから休みたいことは多かった。この頃からだ。ヴォクは雨が好きになった。雨が降ればコート上でひっくりかえらなくてすむ。大きな窓の前で素振りする方が楽でいい。練習は休みたい。でも優勝はしたい。優勝したらいいことがわかる、優勝してはじめて見えることがあると毎日のようにコーチえのもとから聞かされていた。何としても県大会優勝というものをしてみたかった。
そのためにはとにかく与えられたメニューを倒れずにやるしかなかった。
練習に出たり出なかったりというようなことは許されなかった。
チームの全員がよほどのことがない限りひとまず練習には参加した。
休んでよいかどうかはコーチえのもとが決めることだった。
それは当たり前のことだ。
おい、P、目がぼーっとしちょっど。風邪をひいてるんじゃないか?
きょうは、もう帰りなさい。
はい、すみません。
plusはなコーヒーの生豆(1)の続き。
エスプレッソは好きでよく飲む。「モカエキスプレス 」に満足してしまいいろんなレシピも試さずに安定した味を楽しんでいる。研究家失格。
イタリアンローストにするところまでのなま豆の扱い方は毎回変えているが、エスプレッソの作り方自体に変化がない。(もっと攻めろ、俺!)
エスプレッソはコーヒー豆をもっとも直に飲むことのできる飲み方だと思う。
そんなエスプレッソづくりで一度大失敗をした。
いつものように弱火でコーヒー豆をあたためていた。
まだかなまだかなー。
待てども待てどもいつものジュ、ジュワー(ホリケンで)がこない。
通常はコーヒーがあがってきてそのときにいい音がなる。
エスプレッソができる合図なのだが、それがない。
お湯の沸騰にたとえるなら湯が沸けばヒューヒューと音がするものだが、そういうのが待てども待てどもない。逆にいささかへんな匂いがしてきた。
まさか・・・。
ゴトン!
代わりに持ち手が外れて落ちてきた。
あまりの高温で持ち手が溶けてしまったか。そのときになってようやく気がついた。
あー、水入れていなかったか(なぜか冷静)。
水を入れずにモカエキスプレスを熱するとは。
あー。匂いは匂いでも、いけない匂いがする。
嗚呼。
その後適度に補修して今も現役でバリバリつかっている。
モカエキスプレスは丈夫でいい。
plus 東大へ進んだEさんの勉強法
勉強法を聞くとよく話してくれた。
意識していることは手の動きのとまらない勉強だった。
まず数学物理化学では鉛筆の動きが止まってしまうような問題集には過去問以外では手をつけていないということだった。
普段は常にベーシックの基本図書だけを手を動かして練習したと。
この点に関してはヴォクも同意見で現役の高校生が勉強するのに、傍用問題集レベルを手の動きを止めることなくスススーーーっと書けるまで繰り返すのがもっとも高速で基礎を固める方法の1つである。
実際Eさんはスタンダードな問題は常に正確に素早く解くことができた。
それだけで数学物理化学ともS判定(河合の模試の最高評価)を逃したことがなかった。
ここまで基礎がしっかりしているので難問にももちろん手を出すことができるのだが、数多くやる代わりに過去問150題程度に絞って3周やった。東大の二次試験は基礎と過去問で攻略できたと話してくれた。
plus 知る限り参考書コーナーのできるだけ大きな本屋でその科目の参考書の1章を全部立ち読みする。何日かかかる。
なんでこんなにすごい本があるのだろうか、ビビっと来て、いても立ってもいられない、立って読むのでなく急いで読み飛ばすにはもったいなさすぎるという本がやってくる。そんな本はもはやどれにしようかと選ぼうとしなくても買いたくて買いたくて仕方がなくなる。向こうの方から降ってくる。
思考の枠組みを揺さぶるような本が存在する。そんな見方ができたのかと驚かずにはいられない。知らなかったよー。aを逆さにして読むとeになって、6が9にみえたときの驚き。そういったものがページをめくるごとに現れる。長嶋茂雄さん流に言えば、「長嶋さんがさ、由伸が監督になったら変わるよって言うんだよ。これから巨人は360度変わるからって(笑)。360度じゃまた元に戻っちゃう、それじゃ変わらないじゃんと思ったけどさ、長嶋さんに誰も突っ込むことができなくって(笑)」(北野武さんのコメントより引用)
180度変わるよりもさらに倍(大橋巨泉)変わるということだよね、わかるわかるーーー。
受験参考書の中には感動の参考書が存在する。
ほなね。